漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
多嚢胞卵巣症候群と診断されて、婦人科で不妊治療をされ2年が経過しました。
体外受精を勧められてたが、まずは漢方薬で体質改善をと考えて、ご来店されました。
子供の頃はアトピー、喘息でステロイドも使用していらっしゃいました。
生理は遅れがちです。
ご主人の検査結果から自然では難しいことを知り、体外受精はご主人が前向きではありませんでした。
しかし奥様の願いを受け止めて、ご主人も漢方を飲むことに。
お二人揃って妊活のサポートをさせていただくことになりました。
(当時33歳)
漢方を始められて、夜中のほてりが改善されて来ました。
ただ、温まるとじんましんが出やすく、アレルギー体質の改善の治療も妊娠のためにも併用していただきました。
ある時、腹痛と下痢で好酸球性胃腸炎と診断され、2ヶ月漢方をお休みされました。
やはり胃腸虚弱も改善が必要。
そしてご主人も毎日晩酌をするため、夜に熱く、下痢もしばしば。
漢方を始めていただき、お二人とも朝が起きやすくなったようです。
病院を転院され、体外受精を始められました。
そんな中、ご実家に帰らなくてはならないことがあり、治療は一旦中止に。
なかなか進まないことにストレスや不安を思いつつ、精神的に不安定になりました。
ひと段落されたら、きっと赤ちゃんが来てれるはずと信じて、ご家族のことが落ち着いてから、治療を再開。
初めての移植は残念でしたが、次の凍結胚盤胞移植で妊娠されました!
ただ、つわりが酷く、漢方で出産までサポートさせていただき、無事37歳でご出産。
可愛い男の子を連れて遊びにきてくださいました。
初めてお話をした際に、ご夫婦の意識に温度差がありました。
奥様は治療には前向きで頑張っていらっしゃいました。
ただご主人は多忙でストレスフルです。
病院に行くことをご主人も承諾して下さってから、さてという時に、ご実家に戻り妊活のための通院ができない状況になりました。
どうして、こんな時に〜と悩んでいらっしゃいましたが、いままでにそういったご家族のお世話などで一生懸命された後に、授かることが多いことがあり、そのお話をして少し前向きにご家族のお世話をされていました。
ひと段落してすぐに妊娠されたので、やはり一生懸命さが、天に届いたのかなと思います。
可愛く素直な男の子のお顔を見せていただき、こちらも癒されました!
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